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執筆者の写真山本寛之

山への還元

先日、雑誌の取材でカラマツを使った住宅の外観撮影を行いました。

エンドユーザーにとっての最初の印象は、やはり木の質感と色味なのかと思います。


木の家 × 色という組み合わせはいつでも新鮮であり、生活にワクワクさを与えてくれます。


これって家づくりのモチベーションとしては十分じゃないでしょうか?


どの建築家のデザインが良いとか、設備仕様にどれだけお金をかけるとかではなく、

自分の生活にワクワクさが込み上げてくる


それが本当の家づくりの始まりだと思います。


昨年のクラシック絡みの実績で1050立方メートルほどのカラマツが家に使われたそうです。信州の製材所林友ハウス工業さんの年間製材の25%ほど。

丸太でいうと370本くらいになるそうです。間伐された山では使える木はまとまって生えているわけではないので、面積的にはとても大きな範囲になると思います。


業界的にはまだまだ規模は小さいですが、自分の仕事を通じて湘南の景観づくりに寄与し、信州の山の再生をも促すことができたことは素晴らしいことだと思います。しかし、それは多くのエンドユーザーや工務店さんのご理解、そしてソマミチのサポートがあって実現した成果だと思います。


これからはもっと多くの人と協力しあって、価値を生み出す仕事に邁進していければと思います。


青、蒼、碧とあるように


湘南のアオにも色々あります。空の色、海の色、季節ごとに違う様々なアオ。


もちろん湘南の住宅にも違ったアオがあっても素敵です。


そして経年変化で生まれる自然の変化も楽しめるのは、ここ湘南ならではの暮らし方なのではないでしょうか?





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