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  • 執筆者の写真山本寛之

日本の住宅事情も大きく変わる



写真は先月竣工した三世帯住宅@長谷(施工:三井ホーム)


そろそろ暑い時期を乗り越えそうな感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

最近はSNS経由からのお問い合わせも増えており、エンドユーザーの情報収拾の仕方が変わってきたことを実感します。外に向けての発信はSNS、そして建てられたお客様へのメッセージはHPというプラットフォームが良いのかなと思います。


最近は住宅設計+土地探し+現場検査業務(建築保険)という3つの柱で仕事をしています。土地探しからお客様とコミュニケーションをとり、検査官として建設品質の知識を高めることで現場監理のレベルを高め、じっくりと質の高い住宅設計に勤しむ。施工工務店についても得意分野の異なる3社ほどにお願いしお客様のニーズに合わせて柔軟に変えていく。それが結果コストカットに繋がったり、コストが上がっても納得できる満足度の高い家づくりにつながると思っています。


今年で強く感じた住宅事情の変化はこんな感じです。


1:固定型融資の金利が上昇

→お金が借りにくくなり住宅市場の意欲が低迷。しばらくは変動金利メインなので大きな影響は少ないとは思いますが。


2:税金対策のための認定住宅申請の大幅な増加

→長期優良住宅、ZEH、BELS住宅など設計以外の業務が大幅に増えました。今までに比べて申請期間が延びたので着工タイミングが厳しい方にはお約束できないことも。


3:災害ハザードを重視した家づくり

→湘南では津波ハザードはもちろん、崖崩れを重視する方が増えました。土地の高騰に合わせて質の悪いイエローやレッドゾーンの物件も増えたので注意が必要です。頻繁に起きる大雨は地震以上に日常リスクとして捉えられています。


4;不動産は少しづつ動きが、でもバブル神話はまだ続く

→春あたりから少しづつ物件が出ていますが、まだ5000万クラスの物件ばかり。まだ湘南では破格で売れると信じている都内の業者がいるので値下がりは少ないですが、そろそろ売れ残りも困るとみて値段も物件も動き出した感が出てきました。ただし、中古物件はもう少し耐えらるとの見方からリフォーム物件はかなり強気な値付けがあるそうです。


5:2025年の法改正でエンドユーザーの負担がさらに増える

→2025年からは今までは建築士が判断しているとして省略されていた構造計算や1次エネルギー計算による住宅レベルの向上が定められることになります。よって審査期間はもちろん審査費用や書類作成などの業務についても全てお客様の負担になります。一部不正を働いた施工業者などの存在により起きてしまったとも言われています。


6:構造費用のコストアップ、構造計算の義務化

→大手建設メーカーが躯体+構造計算をセットにしたものをビルダーに提供する商品などのも発表されました。価格高騰、住宅不振により業界もいろいろな形で連携を取るようになり、自分にとっては選択肢も増えてくる良い状況にもなってきました。


7:在宅+通勤両立の家づくり

→コロナ禍では完全在宅ですが、いよいよ週に2、3日は会社に通う方も増えてきました。業種によっては完全通勤に。住宅設計についてもこのような状況に合わせて対応することも増えてきました。


8:土地探しがうまくいかずに頓挫しているエンドユーザーの存在

→最近の土地探しされている方は、どうも不動産担当者と話が合わなかった、希望の土地にうまく出会いないなどの言葉を多く聞きました。これって、家づくりまで意識した土地探しでないからだと確信。土地だけ売ってという体制だと、こだわる人にとってはなんか違うんだよなになるんだと思います。


9:新築とリノベーションの二つから移住を考える

→最近のお客様はリノベーションも念頭に入れた土地探しをされています。コスト上昇により選択肢も増えたことも一つです。クラシックではリノベーションにも力を入れて、家づくりが止まってしまった人にも活路を見出せるようにしていきたいと思います。

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