• hilo yamamoto

経年変化のある木の家とは


エンドユーザーのお客様からカラマツ材の経年変化の写真を頂きました。時間が経つほど味わいが増していませんか?木目の見え方がなんとも美しい。

 この仕事をしていると木は腐るから外壁に向いていないのでは?との質問がよく出ます。そんな時のたとえ話ですが、木が腐るだけで考えたら日本に古いお寺や神社はすでに残っていません。鉄は錆びるし、コンクリートも劣化するし、人間は酸化もしますw。

 木は放っておいても育つもの。そして痛みがでたものは入れ替えて持続することができるのも木造の良いところ。現社会のスクラップアンドビルドの考え方ではないということです。

 古いお寺や神社を見て、素敵だなと思う感性は日本人のDNAのどこかに刻まれていると思います。そんな原体験を大切にされている方が、住宅設計の仕事をさせていただいているお客様のほとんどです。

 今回お客様よりカラマツの浮き出る木目が一番素敵というお言葉を頂き、改めてカラマツの魅力を再認識しました。普段は米杉なども使っていますが、塗料と合わさった木目の出方が繊細でとても美しい。

 家への愛着は家自体の寿命にも当然影響があると思います。そして、外から見た家の雰囲気だけで家主の家への思いもよくわかるものです。その心持ちは街並みやコミュニティのあり方にも大きな影響を与える要素となり、そうした家への思いを育むのも設計士の重要な仕事だと考えています。

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