- hilo yamamoto
家の余白を愉しむ
3年ほど前に竣工したT邸
設計当初からのこだわりは 米杉縦張り、そして1Fリビングの庭のある暮らし
日照条件の厳しい旗竿敷地で1Fリビングは難しいスタートでしたが、うまくまとまりました。
どんな風に家を愉しまれているのかな・・・
米杉もいい感じに経年変化が始まっています。軒下の変化していない部分との違いが味わい。


自宅の庭でグランピング。旗竿敷地の環境が逆にプライバシーのある屋外空間となっています。
家を面積いっぱいに建ててしまうと、こういった空間も無くなってしまいます。
雰囲気がありとても楽しそうです。
お客様のこうした暮らし方にいつも刺激を受け、新しい仕事の糧とさせていただいております。
設計士の役割は80%(腹八分目)。後の20%はお客様の暮らし方次第で家の価値は100%以上になるということをいつもお伝えしています。完全フル装備ではありません。
家と暮らすということは、余白を残し、余白を愉しむ
そういうことなのかなと思います。