• hilo yamamoto

鎌倉生活の極み


鎌倉生活も(アメリカ時代の10年を抜かせば)33年ほどになりました。

実家はマンション、それから極楽寺での羅生門ばりのボロ平屋、そして十二所での自邸平屋暮らしも5年目になりました。家ってやはり自分の城、でも城の管理も城主の仕事・・・

湘南での住宅設計も数え切れないくらいになりましたが、やはり鎌倉の環境は湘南随一の厳しさ

でもそれは自然の恩恵をたくさん受けているとも言えます。

軟弱地盤や急傾斜、狭小道路、狭小敷地、冬の日照条件、山の近さ、海川の近さ、塩害、風害、観光客渋滞、私道問題、強烈な湿気、カビ、苔、埋蔵文化財、建築協定、地区協定、景観法、風致などの植栽や外壁後退、垣根までに形に規制があります。唯一ないのが雪害くらいでしょうか?

これらの問題がクリアしている土地はまず存在しない、そんな鎌倉。

そう考えると土地探しから資産計画など全ての項目に対して意見が言える建築士がいると安心です。しかも自分のようなジモティ建築士がいると暮らし方や地元不動産などのネットワークも含めて土地選びがスムーズになると思います。ただセールストークはないので、土地探しの大変さが身に沁みるかもしれません。よくある”緑豊かな閑静な環境”=”日中が日陰で、アクセス悪い奥地” なんて業界の言い換えももたくさんあります。

でも、なぜそこに住むか?一言では言えませんが、海千山千な環境と歴史あるところに惹かれているのかと自分は思います。地元の同級生達は海外を含め各地に散らばって行きましたが、最後は鎌倉に戻ってきます。他の街にはない鎌倉らしさが魅力として残っているのではないでしょうか?

葉山には葉山らしさ、逗子には逗子らしさ、藤沢には藤沢らしさ、茅ヶ崎には茅ヶ崎らしさ。

そこが住む基盤となるカルチャーの強みと、これら集合体としての湘南エリアはやはり魅力的です。

”鎌倉で住むには、鎌倉住民に聞け” ということで自分の物件ではないですが、お客様を連れて近隣エリアのお客様にお話を伺いに行かせていただきました。日の入り方や洗濯物の干し方、通勤の仕方まで話は多岐に渡ります。

家を建てるということは、生活のイメージを現実にすること。

これって大切なことだと思います。住宅展示場やパンフレットの数値では得られないリアルな部分です。そして人から人へのバトンタッチによる暮らしづくりは本当に素晴らしい。

暮らしのバトンタッチの間に入れる建築士の仕事の幸せ!

ついでに学芸の神様 荏柄天神さんにちょっと立ち寄りました。こんな寺社との生活の近さも鎌倉ならではの良さではないでしょうか?

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