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執筆者の写真山本寛之

CSH20 Kliffside Rd. HOUSE 杭工事

今回は杭工事による地盤補強が入りました。


現場では慎重に位置と深さを見ながら管をいれていきました。


 斜面を抱えた土地で大事なこと、それは建物の荷重が崖下に常にかかっていることです。力は真下ではなく30度近い角度で広がって掛かってきます。つまり建物が崖側に寄ればよるほど外側に大きな力が働き、そこに古い間知擁壁など建物の荷重を受けきれない工作物がある場合、一緒に倒れてしまう恐れがあるのです。


 その対策としては崖側の基礎を深くする、建物を崖から離すなどの対策をしなくてはなりません。それは建築計画や工事金額にも大きな影響が出ます。湘南では比較的単価が安いと思われる土地は斜面を抱えたものが本当に多いですが、その後の建築の段階でコストがかさむ場合がありますので、設計士の意見を聞くのも重要です。


 今回は杭工事による補強があったために、建物荷重は地中深くとなる安全な設計となっています。


 家の始まりの基礎工事、その前の地盤補強工事は細心の注意を持って取り組んでいきます。いつも緊張しますね・・・






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